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コスト削減に効果大!産業用太陽光発電ガイド 省エネ効果が高い産業用太陽光発電の設置会社を調査しました 産業用太陽光発電システム設置会社を選ぶポイントとは?

設置費用

産業用太陽光発電の設置費用の相場についてまとめています。住宅用と比較しながら見ていきましょう。

産業用太陽光発電を設置するのに必要な費用は?

産業用太陽光発電のパネルの設置は、住宅用の太陽光発電とは違って、環境や条件が設置する場所によって大きく異なるのが特徴です。

また、太陽光パネルだけではなく、パワーコンディショナーやその他のシステムも、規模によって大きく変わり、一般的なシステムはあるとしても組み合わせはオーダーメイドになることが多く、下見の上で見積もりをもらうことが基本となるようです。

とはいえ、一般的な費用感というのもある程度把握しておかないと、導入するかどうかの検討すらできません。

ここでは産業用太陽光パネルを工場や事業所の屋根に設置することを基本とした費用について紹介しましょう。

10kW~50kWの容量設置の場合

  • 1kWあたり 25万円 ~ 30万円
    (設置工事費用・諸経費および税金等を含む)

10kWなら250~300万円、50kWなら1250~1500万円となります。

ちなみに、経済産業省の資源エネルギー庁の調査によれば、1000kW以上の大規模産業用太陽光発電の設置の平均価格は平成24年度には38.8万円/1kWであったものが、平成25年10~12月期には27.5万円/1kWまでさがっています

工場屋根に設置するような小規模の産業用太陽光発電でも同様の値下がりが起きているとは一概には言えませんが、技術の浸透、革新によって徐々に費用が下がっているのは事実です。

当初の「産業用太陽光発電にかかる費用はとにかく高い!」というイメージはだいぶ払拭できるのではないでしょうか?

kwによって違う太陽光発電設備のシステム単価

太陽光発電システムの設置費用は、パネルの数が多ければ多いほど、1kwあたりの単価が安くなります。どんな業界でも「大量注文」の場合には単価が下がるわけですが、それと同じ理屈です。

したがって、パネルの数が少ない住宅用のものよりも、パネルの数が多い産業用もののほうが1kwあたりの設置単価は安くなります

では、具体的にどれくらい安くなるのでしょうか?

2015年4月現在の話ですが、住宅用と産業用を具体的に比較してみると、次のようになります。金額は、1kwあたりの設置費用になります。

  • 住宅用:35万円前後
  • 産業用:20~30万円

1,000kw以上のメガソーラーになると、住宅用に比べて単価はかなり下がります。

また、経済産業省のデータによれば、太陽光発電の普及率に応じて単価が安くなってきているのも分かります。

(参考)産業用太陽光発電設備の平均システム単価
  システム費用(万円/kw)
運転開始時期 10-50kw未満 50-500kw未満 500-1000kw未満 1,000kw以上
平均値 件数 平均値 件数 平均値 件数 平均値 件数
平成24年7-9月期 47.0 913 37.1 40 32.6 7 32.0 19
平成26年 10-12月期 32.2 2,925 31.9 100 28.4 62 28.6 66

平成24~ 26年にかけて、太陽光発電の設置件数が爆発的に増えていますが、それに応じて費用の平均値も安くなっています

技術が進歩して機器の生産性が向上したこと、および、市場ニーズの拡大にともなう販売業者間での競争が激しくなったことが、単価下落の要因と思われます。

「高圧連携」によりkwが大きくなることで費用が高くなることも…

kwの規模が大きくなればなるほど、システムの「設置単価」は安くなります。

しかし、太陽光発電システムは、kwがあまりに大きくなると、今度は設置費用とは別の費用が発生してしまいます

それが電力会社との間に結ばれる「高圧連携」という特殊な契約になります。

具体的には、50kw以上の大きさになると、この契約を結ばなければいけなくなり、設置者にさまざまな費用がかかってしまい、トータルの費用面から見ると、逆に単価が高くなってしまうことがあるのです。

ちなみに、太陽光発電の解説書では、50kw以上に「高圧」、50kw未満に「低圧」という言葉が付くことがあるので、覚えておいてください。

高圧連系の契約で発生する諸費用

高圧連係の契約にともなう設置費用以外の費用には、次のようなものがあります。

①高圧受電設備にかかる費用:100kWあたり100~150万円

②電気主任技術者に支払う保守料:年間50~70万円

③各電力会社との高圧発電所の設置協議費用:21万円

④各種届出:所定額

以上のように、高圧連係の契約をすると、諸費用がかなりかかってしまいます。

抜け道であった「低圧×複数設置」が平成26年4月から禁止に

高圧を選択したい事業者にとって、高圧連携の諸費用を抑える、いわば抜け道となっていた方法が「低圧分割」になります。

たとえば、90kwを、45kwを2基というように、低圧に小分けする行為がこれにあたり、高圧連携の契約を事実上避けることが可能でした。

しかし、この低圧分割は、高圧の事業者との間に不公平が生じてしまうことから、平成26年4月より禁止に。ただし、例外として、「経費節減の意図ではなくして低圧システムを複数設置する場合」には、低圧分割が認められています。経済産業省によると、設置の時期、設置の場所、設備の種類などを認定の基準として挙げています。

太陽光発電による売電制度は、このように法令によって保護されています。「低圧分割によって節約」という意図をもって設置計画を立てるのは避け、事業者は法令を遵守して設置計画を立てるようにしましょう。

産業用太陽光発電の平均費用の算出は?

産業用太陽光発電にかかる相場(平均費用)は、住宅用と異なり、計算がとても難しくなっています

住宅用の場合は補助金制度があり、申請手続きをする「太陽光発電普及開発センター」に、ほぼすべての住宅用発電の設置データがあります。このデータ内の「設置費用」の平均により、住宅用太陽光発電の相場は簡単に算出されます。

一方、産業用の場合、以下の2つの理由により、相場の算出が非常に難しいのです。

  • 部品を自由に選ぶことができる
    住宅用の場合は「モジュール」「パワーコンディショナー」「架台」など、太陽光発電に必要な部品それぞれが、基本的にはセット販売となります。しかし、産業用の場合は、部品それぞれを自由に組み合わせることができます。バイヤーの経験や人脈次第では、格安で太陽光発電システムを作ることも可能なのです。
    逆をいえば、高額で設置することにもなりかねません。同じ出力の太陽光発電システムを設置するにしても、このように業者間での費用に大きな差があり、その平均を算出することに、あまり意味を持ちません。
  • kwの規模が事業者によって違いすぎる
    産業用太陽光発電と一口に言っても、20kw程度の設備もあれば、2,000kw以上の設備もあります。kw数が違えば平均取得単価も異なり、事業者によってその差はあまりにも大きくなってしまうため、平均費用の算出はナンセンスとなります。
 
 
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